NotionAPIを利用してブログ記事を入稿する
[golang]
更新日:10/20/2018
はじめに
私は成長の記録をブログに残していこうと思っています。 そしてブログサイト自体を自作してしまえば、それ自体が勉強になるのではないかということで作成しています。 つまりブログサイトが出来上がるまでブログを公開できないのです、、、笑 (この記事もいつか公開されるのだろうか?)
とりあえず今はNotionに書き留めています。 しかし、公開していないと三日坊主で書かなくなってしまう気がする、なんとか早く公開できないか考えた結果、 Notionに記載した内容をそのままアプリケーションに取り込むことはできないのか? Notion APIというものがあるではないですか!ということで早速使ってみました。
Notion APIとは
Notion APIはAPIを叩くことでNotion上のページやデータベースにアクセスし、データの取得、挿入、更新などが可能なものです。 詳しい内容は分かりやすくまとめている方がいっぱいいるのでここでは割愛します。 とりあえず、個人で利用する分にはNotion同様無料で使用可能です!
導入手順
前提
Notionのアカウントは作成済み APIを叩くアプリケーションはgo言語で実装 APIの使用ケースはページの取得のみ
API Keyの取得
Notion APIを取得するにはインテグレーションを作成する必要がある。 インテグレーションを作成したら、integration secretを記録しておく←これがAPI Key インテグレーションの作成は以下のURLから可能です。
https://www.notion.so/my-integrations
環境変数にAPI Keyを設定
.envにAPI Keyを設定する
// .env
NOTION_API_KEY="***********"
※本番環境等ではインフラ構成に従って環境変数に設定すること
NotionAPIライブラリを取得
NotionAPIをGo言語で扱うためのライブラリとして今回はnotionapi(https://github.com/jomei/notionapi)を利用しました。
go get github.com/jomei/notionapi
このライブラリの使用方法は簡単で、
- API Keyを指定してClientインスタンスを作成する。
- 操作対象をdatabase、page、blockから選択して、関数を呼ぶ
これだけです!
Clientインスタンスの作成
func NewClient() (client *NotionClient) {
apiKey := os.Getenv("NOTION_API_KEY")
return &NotionClient{
client: notionapi.NewClient(notionapi.Token(apiKey)),
}
}
page情報の取得
func (nc NotionClient) GetPage(pageId string) (*notionapi.Page, error) {
return nc.client.Page.Get(context.Background(), notionapi.PageID(pageId))
}
どんな情報が取得できるかはNotion APIの公式リファレンスを確認するのが良いかと思います!
最後に
これでNotion APIから記事の情報を取得することができました! これですぐにブログが公開できる!と思ったのですが、APIを使用するにあたっての大変な部分はここからでした。
取得されるデータの型がわからない、、、 もちろんリファレンスに型は載っているが、blockを取得する場合BlockTypeがいくつもありそれぞれのTypeで持っているフィールドが異なっています。 つまり、notionapi.Blockの持つGetType()でブロックのタイプを特定し、タイプごとに処理を分岐させる必要があるのでした。。。
これを自前のDBに保存する時とか、フロントエンドに受け渡す時とか、どうやって扱えばいいんやろか・・・考えることは多いですね。。
今回はとりあえず記事を書くときに使用する最低限のblockだけ実装しました!